マーケットにおける消費者の心理プロセスを表した法則には
AIDA(アイーダ)、AIDCA(アイドカ)、
AISAS(アイサス)、AISCEAS(アイセアス)が有ります。

AIDMAを本人とした場合、AIDAが父、AIDCAが弟、
(アメリカで提唱された)
AISAS・AISCEASが子といった間柄に成ります。
(日本で派生した)
まず、AIDA(アイーダ)について説明します。
応用心理学者 E・K・ストロング氏が
提唱した購買行動モデルです。
この購買行動モデルではユーザーが商品に
接触してから購入するまでの過程を
4つのステップにまとめています。
AIDAの法則
1. Attention(注意)
読み手にささるようなフレーズで注意を引きます。
2. Interest(関心)
関心を持ってもらうために、
具体的な説明で商品を訴求します。
3. Desire(欲求)
読み手にどのようなメリット、得があるかを伝え、
欲求をかき立てる段階です。
4. Action(行動)
読み手に購買という行動をおこしてもらうために
最後の一押しをします。
今買わなければいけない必要性、理由をここに挙げます。
AIDAは、顧客が商品に接してから
購入にいたるまでの時間が短い時に特に
有効なステップです。
広告の世界ではよくAIDAの変形で
「M(Memory=記憶)」を足したAIDMAが用いられますが、
ランディングページではAIDAが有効です。
購買決定プロセスに沿って適切な提案をしていかなけれ、
消費者をスムーズに購入に導くことができないので、
せっかくランディングページを作っても
成果はでにくいでしょう。
AIDMA(アイドマ)の法則
AIDMAの法則は、1920年代に
アメリカの著作家サミュエル・ローランド・ホール氏が
提唱した広告宣伝に対する消費者の心理プロセスで、
AIDAに「Memory(記憶)」を加えたモデル。
1. Attention(注意)
2. Interest(関心)
3. Desire(欲求)
4. Memory(記憶)
5. Action(購買)
AIDCA(アイドカ)の法則
AIDCAの法則は、同じく1920年代にアメリカの
応用心理学者E・K・ストロング氏が提唱した
セールスにおける顧客心理のプロセスで、
AIDAに「Conviction(確信)」を加えたモデル。
1. Attention(注意)
2. Interest(関心)
3. Desire(欲求)
4. Conviction(確信)
5. Action(購買)
AISAS(アイサス)の法則
AISASの法則は、
ネットによる購買行動の主流化に合わせ、
電通が提唱したモデル(2005年6月商標登録)。
1. Attention(注意)
2. Interest(関心)
3. Search(検索)
4. Action(購買)
5. Share(共有)
AISCEAS(アイセアス)の法則
AISCEASの法則は、
ネットによる購買行動を更に細分化した形で、
アンヴィコミュニケーションズが提唱したモデル
(2005年5月「宣伝会議」にて発表)。
「アイシーズ」、語呂合わせで「愛せ明日」とも。
1. Attention(注意)
2. Interest(関心)
3. Search(検索)
4. Comparison(比較)
5. Examination(検討)
6. Action(購買)
7. Share(共有) |
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